ハフピスライン
「ライガ・フェイルノート。エデニアの村出身です」
「エデニア? あの遠くの村から一人でこのガーディアクロスに来たのか」
「そうですね。運が良かったんじゃないですか」
「なるほど。ヒューマの反応もない。顔見れば一般人だというのも納得できる。よし入場許可を出そう。ここは良い街だ。存分に楽しんでくれ」
「ありがとうございます」

ようやく着いたガーディアクロス。村とは違ってさすがに警備は万端。しっかりと街に入るには検問を通らないと入れない。
長々とした質問攻めから解放されてやっとオレは中に入った。
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