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労力編
‐奈緒side‐

「はあ…」

足元に落ちている空き缶を蹴る。

空き缶は小さくコンッと鳴り
アスファルトの道路を転がっていく。

あたしはもう中学2年生。

まだまだ大丈夫…と友達に言われるが
やっぱり時代に乗り遅れてる。

そんな老けてる中学2年生。
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