【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
車は物凄い勢いで横転し、ようやく停止する。



俺は幸い手の甲が切れただけで済んで、自力で出れる方のドアを蹴破る。



「あんたどんだけ粗い運転すんのよ馬鹿っ!」



そのあとをヒノエさんが八割狼化くらいの姿で出てきた。



後部席のドアは激しい音を立てて飛んでいく。



「うわー。ホームラン。」



俺がそのドアを見送っていると、世界がメルヘンな世界に変わった。



大きなクマやウサギのぬいぐるみ、ケーキ、マカロン、懐中時計がが飛び交う異空間。
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