拝啓、




わからないけれど、
私達は
知らないうちに
交わらない道を歩き出してしまったみたいです。



君が私の日常をいらないと
考えているのが分かって、
私はどれだけ
泣いたでしょう。



いつも隣に居る気が
していたのです。



実際にずっと隣に
居るわけでは無かったけれど、確かに
君は隣に居て....
私も君の隣に居たのです。





いつ、いつでしょう。



離しては行けない手を、
君を、
離してしまいました。




もう、君が私を見ません。






何故、何故でしょう。


たったそれだけの事なのに、
胸を裂くように痛いのです。



痛くて痛くてしょうがないのです。



あぁ、私はどうしたら良いのでしょう。



< 115 / 138 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop