隣の甘々彼氏 -甘すぎる危険な毎日-
教科書の端に書かれた文字。
優しい言葉と答えが小さく書かれていた。
京哉…ありがとう…。
あたしは京哉が書いた答えを写し席に着いた。
「2人共ありがとう。正解ね」
あたしの分が正解なのは、京哉のおかげだから、あたしは別に正解ではないんだけどなぁ。
ブ―ッ ブ―ッ
受信:京哉
《(^▽^)》
送信:美愛
《ありがと》
優しい京哉。
そんな京哉にあたしは惹かれたのかもしれない。
愛を真っ直ぐ伝えてくれる京哉。
この人と…一緒に進みたい…。
京哉と…歩んで行きたい…。
送信:美愛
《京哉、大好き》
京哉を見ると、顔を真っ赤にして口を開けて止まっていた。
京哉…凄い照れてる…。