もう一度トナリに座らせて

いつから




葵くんは、歩くのが…早い。


数回学校の段差でこけたけど物ともしないでスタスタとどんどん歩いて行っちゃう。

早歩きじゃないと追いつけない…。


そんなとき、スカートのポケットに入ってた携帯が鳴った。




お母さんからメールだ。


今日、迎えに来るって言ってたんだっけ。。





でも葵くんいるし…。(完全無視だけど)




『友だちと歩いて帰るから』





そうに送り、葵くんの背中を見ながら歩いた。













< 25 / 32 >

この作品をシェア

pagetop