貴方は無能
昼食が終わり誠は言う
「うむ、吉田君、とても美味しい昼食を
ありがとう、夜も頼むよ」
「かしこまりました」
とだけ吉田は言い一礼して食堂を出て行った
続けて誠は言う
「では、私達は話があるからここに残るか」
「そうだね」
「いいわよ」
琢郎と舞華は一息おいて返事をする
二人にとってはあまり良い話ではないらしい
「子供達は部屋に行って遊んでいなさい」と言い誠は子供達を外にだした
「銀次は紅茶を持ってこい
瑠美依と大弥は子供達と一緒に行って
子供達を見ていろ、なにかあっては困るからな」
誠は使用人に的確に指示をし動かす
流石にこういうことは慣れているらしい
使用人達は
「「「かしこまりました」」」
と言いそれぞれに動き出す
「では始めようか、私達の『大事』な話を」