好きのキモチ





優の母さんって・・・愉快だな。



「で?どうしたの?」


優の部屋は防音らしく、大声を出しても平気らしい。


優の部屋は・・・優らしいっていうか・・・

シンプルだけど、女の子らしい







「えっと――――――――――――――――・・・」



「「フフフ♪」」




・・・なんか親子揃って笑ってるんだけど・・・


変だったか?




「何か・・・?」


「春君、それはね恋だよ!!」





恋?!


は・・・?


俺が・・・結生に?!



「春くん。春くんは、結生ちゃんに恋してるのね。だから、ドキドキしたりするのよ?モヤモヤしたりイライラしたりするのは嫉妬。結生ちゃんが春くんではない男の子と話していてイラついたのね。それは、ヤキモチ、嫉妬」


「そうそう!私も舜にはそうなるよー?」


「あら!舜君とラブラブなのねー?」


「うるさい!!///」


「ホラ、春くんもこうなるでしょ?」





・・・優が利用された!?


すごいな、優の母さん

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