愛羅武勇
「ああ、友達の…椿ちゃん?だっけ。帰ったよ」

「いつの間に!まじすか。ふぉえ~」

椿いないってことは、あたしと翔くんでどっか行くのかよ。

メイク全然してないよぉ。

どうしよう。

こんなことになるなら、

隣に居ても恥ずかしくない格好にしてくればよかった。

最悪だぁ。

そんなことを思ってたら、腕を掴まれて車に乗せられてた。

と思って、見上げると。

突然のキス。

どんどん、深くなるキスにあたしは気絶寸前。

分け入ってくる翔くんの舌に戸惑いながらも、

あたしは無意識に翔くんのシャツを握っていた。

「ッ…ふぁ…」

ちゅ、とわざと音を鳴らしたsuperアイドル、赤井翔。

「結奈、かわいー。俺の彼女になれ」

!!!!?!









彼女、彼女、彼女…。

< 28 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop