愛羅武勇
「ぃ!おい、お前。俺の事知ってる?」

バターン!

痛っ!ここ、コンクリートなんですけどっ!

しかも、俺の事知ってる?

って、あたしあんたと初対面!

あれ?この声どっかで聞いた…。

翔くんだ!

なんで!?

もしかして…

『お前をさらいに来た。

俺と一緒に来いよ。』

良い!!

ああ、ヤバい。

妄想してしまった…。

「お前、馬鹿?」

馬鹿?何で、今聞かれたの?

まぁ、あたしは馬鹿ですけど…

「一応?そうなのかも…。」

「ははっ!自分で馬鹿、って言っちゃうんだ。ていうか鼻血でてるよ?」






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