愛羅武勇
「うん…。さようなら!」
「あ!」
翔くんが思いついたように声を出した。
何だろ。
「名前!聞いてなかったよね。」
名前か。なーんだ名前か、って!
あの、翔くんがあたしの名前を聞いているのか!?
早く、答えねば!
「結奈です。櫻田結奈。桜花学園に行ってて、歳は16です。」
「結奈、ね!可愛い名前じゃん。そ、じゃね・結奈!」
翔くんはあたしの名前を呼んで人混みの中に消えてった。
電車の中で大事なことに気付いた。
何で、翔くんはあたしに声をかけてくれたんだろう、ってことに。
駄目だ、こんなときにこそ妄想が必要なのに(?)、全然分かんない。
「あ!」
翔くんが思いついたように声を出した。
何だろ。
「名前!聞いてなかったよね。」
名前か。なーんだ名前か、って!
あの、翔くんがあたしの名前を聞いているのか!?
早く、答えねば!
「結奈です。櫻田結奈。桜花学園に行ってて、歳は16です。」
「結奈、ね!可愛い名前じゃん。そ、じゃね・結奈!」
翔くんはあたしの名前を呼んで人混みの中に消えてった。
電車の中で大事なことに気付いた。
何で、翔くんはあたしに声をかけてくれたんだろう、ってことに。
駄目だ、こんなときにこそ妄想が必要なのに(?)、全然分かんない。