離さないでよ。


かんなは体操座りをして
川を眺めた


「あっちがいつも浮気ばっかしててさ、悔しかったからあたしも遊んでたんだ。そしたらキレられた」



「ふぅん。」






「いきなり腕引っ張られてバイクのせられて、いきなりここに突飛ばされちゃってさ…」


かんなは軽く笑った



「ひでぇ奴だな」



アキは真剣に聞いてくれていた




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