未来の旦那様を選びましょ?
「ち、ちびめがね……」
会長は口をぱくぱくさせながら眉間にシワを寄せた。
「じゃぁ自分でペン取ればいいじゃん。わざわざ会長に取って貰う必要ないじゃん」
「あいつが、その、近いからだよ!いいだろ別に。わざわざ手伝ってやってんだから」
「じゃぁ帰ればいいじゃん。誰も頼んでないじゃんかー」
葵の奴…。
……マジでどんだけ俺を帰らせたいんだよ…。
「本来なら僕と会長は二人っきりで、今頃ラブラブタイムに突入してたかもしれないのに」
「らっ、ラブラブタイム…!?」
【‥咲人side・End‥】