青柳高校生徒会補助役員!!〜下〜

榊原:
「『明』ってのは不思議なヤツでよ………………自然と他人の心を開かせるようなカリスマがあった……………」

橘:
「……………」



榊原:
「アイツは……………勝手に俺達の[輪]の中に入り込み……………散々掻き乱して、俺達が[周り]の人間に抱いていた[殻]を勝手にぶっ壊していきやがったんだ………………」

橘:
「……………」



榊原:
「……………本当に不思議なもんでよ………………俺達も初めは、[部外者]のアイツを拒絶した………………それなのにアイツは………………しつこくしつこく付きまとい…………………」
























榊原:
「次第……………俺達は『明』を受け入れるようになっていった………………」

橘:
「……………」



榊原:
「珠恵も……………めぐみも……………和樹も……………後から来た直哉も…………………………………………………少しずつ、[殻]を破ってアイツに心を開くようになってったんだ………………」

橘:
「……………」







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