青春ラバー
でもね、
「あの~…」

「おめでと、はっちゃん。
いつも俺たちに色々尽くしてくれてありがと。
俺たちははっちゃんのこととっくに仲間だと思ってるからさ。
あんまり気ぃ使わなくていいよ?」

カズセンパイ…。

いっつも無口でちょっと怖い人かと思ってたけど、わたしの事ちゃんと見てくれてたんだ。

仲間にだと思ってるって言ってくれてありがとうございます、部長。


とってもうれしいんですけど、
「あの、わたし…」


「ハッピーバースデー、はっちゃん!!
俺のスコアとか毎日かいてくれてありがと。
こうゆうマメなはっちゃん本当にいいと思うよ。」

優センパイ…。

毎日スコア付けてるの知っててくれてたんだ。
調子が悪いときに嫌味とかいっちゃってごめんなさい。

< 10 / 70 >

この作品をシェア

pagetop