チビ×ヤンキー=?? -学校編--

大丈夫?

―つぅside―



「俺、ジュース買ってくるわ」





・・・と言っておいて、今俺が居るのは近くの公園のブランコ。



キィキィ・・・・。




普段も人は少ないが、今日は俺一人しかいない公園。


俺がブランコをこいでいる音だけが空しく周りに響く。


「つぅ?」


「っ…」



柚姫は悲しげな顔で俺の所に近づいてくる。



俺はそんなに柚姫を傷つけてしまったのか。


自然とため息が出てくる。



「ゴメン…」



「え?なんで謝るの?」



「いや、だって…」



柚姫はきょとんとしながら俺の隣のブランコに座った。


「あたし、別に一年間ここを離れたの後悔してないよ?」


にこっと清々しく笑う柚姫に、俺はまた……密かに恋をする。



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