ゴーストシステム
学校に着き、教室へ入るとみんなが駆け寄ってきた。

「もう大丈夫なの?」

「セナ、会いたかった~」

「お、元気になったか?」

次々に声がかかる。
その中には凛もいた。

「セナぁ~・・・もう学校来ないかと思ったー!すっごい心配したんだからね?携帯も繋がらないし・・・」

泣きながら抱きついてくる凛に、

「ごめん。もう大丈夫だから」

と言ってぽんぽんと背中を叩いた。
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