ゴーストシステム
いつものように学校へ行くと凛が話しかけてきた。

「ねぇセナ、日曜なんだけどさ、水族館行った?」

セナはドキリとした。

「えっ?なんで?」

チラリと秀人の方へ目線だけ動かす。
あそこに凛がいるなんて思わなかった。

「なんかセナに似た人見たんだ。だから行ったのかなぁ?って思ってさ」
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