私と殺し屋の3ヶ月
作戦
ーー◆心愛 目線◆ーー
柩さんの言葉のせいで、
私は自分がやりたくないと思っている言葉を勝手に発していた。
零さんに抱き締められた…。
嬉しすぎて、泣いてたかもしれない。
だけど、泣けなかった。
柩さんが…私の耳に、小型マイクをつけていた。
常に、あの声で私を操っていて私はただ零さんを見つめるしかできない。
零さん…お願い、逃げて…。