私と殺し屋の3ヶ月
大男の口の端から、一筋の血が流れる。
それを見て、観衆がどよめく。
ペッと、血を吐いて俺を睨んだ大男の顔には、もう薄ら笑いを浮かべていなかった。
「お前…殺す…!!」
サッと足を引っ込めるが、大男の手に掴まれてそのまま振り回され、宙に浮いた。
…壁が迫る。
空中では足掻きようがなく、受け身の体制でそのまま壁に激突した。
…衝撃。
骨が折れてないといいが…。
傷を負った方の足でなかっただけ良かったか。
そんな考えもつかの間、大男が俺にのしかかるようにして向かってきた。