君という空
なんかヤバい状態・・・。
その状態からソラ君の顔が近づいてきて
「言ったら、お仕置き。」
キャァァァァァァァァ
思いっきり殴って抵抗しようと思ったけど、無抵抗だった。
「何もっとお仕置きされたいの?」
こいつ~!!絶対楽しんでる!

『うん。楽しんでるよ。だって楽しいもん。』
楽しいもんってあんたはどこの保育園児やねん・・・。

でも、ズルイ。
意地悪で口角をクイッてあげている姿でもカッコイイって思ってしまう。
ヤバイ・・・なに考えてるんだろー
心読まれちゃうのに・・・

『もう聞こえてるっつーの。」
きゃぁぁぁっぁぁっぁ!!!
恥ずかしい・・・もう死にたい((涙

『まぁ、こんなカッコイイ俺だけどよろしく★真白♪』
あのー♪語尾につけるのやめません?
しかも呼び捨てだし・・・

『あ!もう行くわっじゃーねっお仕置きされたかったら行ってね』
絶対楽しんでる・・・
私の人生どーなっちゃうの?!

でもこれでソラ君との接点をもてた!
って何喜んでるの?!

こんなの嫌ぁぁぁぁぁぁぁ

これが私たちの出会いであった。
出会いは嵐のように去っていった。
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