天然姫 と 狼王子
「あっあの私に何か?」


急に名刺を渡された。


「私は芸能界のスカウトをしている山田といいます。少しお時間よろしいですか?」


私はいいけど…俊君がなっと思いチラッとみたら


「俺は全然いいよ」
って…。


そうして近くのカフェに入った。


「君、芸能界に興味はない?是非うちの事務所に入ってほしいんだけど…」


「えっ?私ですか…?」


「今決めなくてもいい。家の人にでも相談して、またこの番号にかけてきてくれないかな?」
と言われ紙を渡された。


「はっはい。」


ビックリした〜。いきなりスカウトとか…。


そして帰り道……


「芸能界入るの?」


「えっ?…わかんない…。あんまり人前に出るの好きじゃないし。でも少しやってみたいかも。」


お母さんも何て言うか分かんないし…。
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