First Love.初恋の魔法







ガタッ



物音の先には―‥里紗が居た。






すごく悲しそうな顔。

どこまで、聞いてたんだ?







「何、話してたの?」


震えてる里紗の声。





“お前の話だよ”なんて言う勇気もなくって、



「里紗には関係ない話。」



傷付けてしまった。




里紗は泣きながら教室を

飛び出して行った。




追い掛けたかったけど、

俺は逃げた。

里紗から逃げたバチなんだな。





ごめんな、里紗。






< 156 / 227 >

この作品をシェア

pagetop