メガネ男子は俺様王子さま

「お前に話がある。」



サクッと私の挨拶を無視して、腕を引っ張られてしまいました。



着いた所は図書室です。あまり芸がありませんね。
呼び出しと言えば、こう…体育館倉庫の陰とか中庭とか…




「ブツブツ言ってんなよ!」


おぉ?声に出ていたようです。失礼。



「呼び出しじゃねえし。
昨日あれから俺なりに監視方法について考えた。」



あ、そんなこと言ってましたね。



「そんな必要は…」

「お前、彼氏いねえだろ。俺と付き合え!」





はいぃ〜?

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