メガネ男子は俺様王子さま

「さ、キリキリ休み時間の10分で説明してもらうわよ。」




ム、ムリです〜。



鋭い佐渡さんの突っ込みにトイレに逃げる暇もありませんでした。
気分は自供させられる犯人のようです。


困り果てていると、

「その辺で勘弁してあげてくれないかな。」



トンっと机に手がかけられました。





で、出た〜。
諸悪の根源の登場です。


「美羽はこういうことになれていないんだ。代わりに僕からでもいいかな?」



突然ふってわいた他のクラスのはずの彼は私を呼び捨てにし、更にひきまくる私を横目に淀みなく佐渡さんに説明しているようです。が、私はこのザワザワする違和感に鳥肌がおさまりません。




「……という訳なんだ。」


「……え?」


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