俺様会長は溺愛中
【慎SIDE】
今日も、となりの席には、那奈がいる。
俺は、私立には行かず、公立に通うことにした。 理由は、まぁわかんねぇけど、そのうちに分かると思う。

「今日は学級委員決めるぞ~!男女一人ずつだからなぁ~」

「めんどくせ~」

そんななかボケ~っとしている那奈を見ていた。こいつ、実はかわいいよな。
つか、学級委員。
なんか、いい方法ないかぁ…

「おぃ、慎。 男子はお前な。俺はもう昨日から決めてたんだよ。」
そういい、おれを指差す中原。

「はぁ~?俺かよ。」

…なんか、ないのかよ。 あっ!そっか、那奈とやれば、楽しいかも!?

「お~い。那奈ぁ~」
聞いてんのかよ。こいつ。マヌケなかおしとんなぁ

「ごめん。ボーッとしてた。で?なに」
「学級委員だって。男女一人ずつだから、俺とやってくんねぇ?」

なんか、恥ずかしいな。

「ふ~ん。つかなんであたしぃ?」

お前といると楽しいから。何て言えるかよ。

「とにかく、お前は俺の言うことをきいてればいいんだょ~」

那奈。 そんな顔すんな。 触りたい。那奈に。 那奈のあごにスッと触る。

「っん…」

やべぇ… かわいぃっ。俺、襲っちゃうかも。けど、んなこと、言えねぇし。

「何~?誘ってんの?笑つか、学級委員やる?」
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