Love*Wing



すこし時間がたって、学園長(おじさん)が、つかつかと前へやってきた。

「えー、入学おめでとうございます」

と、ありがちな内容のスタートで、約15分間も、学園長のお話が終わった。


「次に、新入生代表で、九条涼太様、前へ起こし下さい」

高校ってそんなことがあるんだなと思いながらも、試験で1位とったんだろうなと、少しうらやましく思う。

九条涼太という男の子は、私の前の席を立ち、前へと行った。


そういえば、周りの女の子に話しかけられてたような。


「はじめまして、みなさん」
前のほうに座っていたため、その姿はよく見えた。

黒髪に、整った顔立ちの男の子。

そういえば九条って言う苗字、新聞とかでもみるなあ。
まあ、まさかね?

とか思いながら、ボケーと話を聞いていると…。

「九条様ってあの有名な会社の?」
「うん、という事は御曹司?!」

という声が近くから聞こえて驚いた。

まさか…ね?
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あなたに、初めて会ったとき。 私は、“恋”という小さな芽が、 私の心に、できました。 あなたに、一生懸命近づいても、邪魔が入るばかり。 繰り返していくにつれて、 “恋”の芽は咲き、“愛”の花になりました。 いつか命が尽きるまで、この幸せな時を、 感じて行きたいです。 ゚・*†*・゚゚・*:.。. .。.:*゚゚・*†*・゚ 恋の花は、 やがて実をつかせ、 落ちた実は、 命が尽きるまで つぼみを保つ。 幸せのつぼみ。 ゚・*†*・゚゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*†*・゚ 2月25日~ ※今まで読んでくれた方、 最初のほうを少し編集させていただきました。 よろしければまた最初のほうにも目を向けてみてください。 (区切りが変わっただけです。お話はあまり変わっていません)

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