私こそ光る☆君~グランプリ編~
「……う、うるさい!!

俺様をガキ扱いするな!!//」


遥は遥で一瞬フリーズした後、顔を真っ赤にして拗ねたように叫んでいた。


なんかちょっと可愛いかも……?



「それでヒカちゃん、審査員やる?☆」


3人がひとしきり笑ってようやく落ち着いた頃に由依が尋ねてきた。


『う~ん、どうしようかな?

告白しなくていいのは嬉しいけど、審判って言っても基準がよくわかんないからなぁ。

だいたい、自分が告白されるわけじゃないし』


それに私、告白したこともされたこともない(本当は告白されても気づかないだけ)んだよね……。


「じゃあ、ついでに僕らの相手役やりなよ」


……What?

紫水さん、今何かとんでもないことをおっしゃりませんでしたか?


この時、私は余程おかしな顔をしていたらしい。


「……クククッ」


やっと収まった清龍の笑いの発作がぶり返してしまった。


この人、大丈夫だろうか?


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