センパイ、頑張って!
「別にいいけど………


俺布団でいい?」


「いいですよ?」


何で布団がいいの?

聞きたそうな顔でこっちを見てきたけど、俺はあえて目線をそらした。


理由は言いたくなかったから。


だってよ―………

ベッドだと転がったら山田に手が届くじゃねぇか。

そしたらさすがに理性がね…。


布団ならわざわざベッドに上んなきゃいけねえし、まだましな気がする。



「あ、センパイお風呂どうします?」

「風呂…………いいの?」

上裸っつっても夏だしかなり汗かいた。





っていうか…

「山田汗凄くね?」

肩に掛けてあるタオルで額の大量の汗を拭きながらこっちを見る。

「浴衣って結構暑いんですよね―。」


そう言って首元をパタパタさせる仕草がヤケに色っぽい。


ヤベーな―…。

一晩とか大丈夫か―?
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