メガネ★王子~秘密の俺様男~
俺はいかにも怒っているような殺気を出すと、中井はこっちに振り返った
笑いが治まって寧ろ、ちょっと脅えてる??
俺……そんな不機嫌??
まぁ、笑う方がいけねぇんだよ
俺がレンズ越しに少し睨んでみると………
「ごめんなさい…………」
隣の俺でも聞こえるか聞こえないか分からないぐらいの小さな声で謝って来た
俺はそれでいいと、納得するように前を向いた
中井がホッとしている姿が横目でチラッと見える
ったく……まじありえねぇから………
俺は誰にも見つからないように一つ、小さくため息をついた