愛の直球勝負



「僕はアメリカに住んでいます。」


先生の言っている意味があまりよく分からずクラスの皆の頭の上に?が付いていた。



「冗談だよ冗談。」


「あっ、冗談なのね」



先生は笑いを取ろうとしたのかも知れないけど皆は納得した表現しか作らなかった。



「本当は秘密」


ある一部の女子は「教えよ~」と言っていた。


授業が終わるまで何とも言えない雰囲気だった。


次は3時間目の授業で社会。



予鈴が鳴って40歳ぐらいの先生が入ってきた。



「社会科の小田夕斗 (おだ ゆうと)です。今日は雑談をやめて自己紹介します。」



雑談をやめてって言うことはいつも雑談してるのかい!!



「愛知県出身で年齢は言いませんが、皆さんの両親ぐらいの年だと思います。自己紹介は以上です。」



もう終わったんかい!!!



何度も自分の心の中で突っ込んでいた。



「今日は自習にします。」



自習にするんかい!!!


自分に突っ込んでいるのが恥ずかしくなった。



なんとも言えぬ適当な先生だ!!
< 38 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop