白虎連合Ⅲ






「ゆいさんっ、それお土産ですか?」


「うん」


「あああ開けても」


「どーぞ、蓮も見てええで」


「ういっす!!!」






包丁を台所に戻しながら、飲み物を取り出してゴクゴクと飲む。



トランクの隣にはたくさんのお土産。

それを子供みたいに我が舎弟二人が開けていて。






「うおー!!!かっこいい!!!」


「あれ?ゆいさん俺の単品のお土産は?」


「蓮は紫織からあるやろ」






あっそっか!!!とか言いながら、蓮は紫織からお土産を貰いイチャラブモード。

龍は黒のネックレスをまじまじと見つめ、離さない。



そして寿は、






「え?!俺には無いん?!」


「あんた来月北海道行くやん」


「うっそん!!!ちょ、お前のネックレスくれや!!!」


「ゆいさーん!!!だからなんすかこの人!!!」






うん、やっぱりこっちはこっちで疲れる。








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