White snow #白い小人と黒い小人の手記より

姫と不思議な闇

さて、城から抜け出した白雪姫。

今は、銀色に輝く白い髪を帽子で隠し、メガネをかけて変装している。

これだけでも姫本人とは、結構分からないものである。

さて、その変装した姫といえば…。

「さて、新しくできたお店はどこかな〜?」

目を輝かせながらお店の方に向かっていく。
心なしか口調まで変わっている。バレない様に色々と工夫してるみたいだ。

「あ、あれかしら?」

そこにあったのは一軒のお店。店には窓が無く、ただ正面に看板があるだけだ
そこにはこう書かれている。

『悩みし者よいざ参られよ』

怪しい。いかにも怪しい建物だ。
何をするところなのかが全く分からない。

これには姫もさすが怯み、別の店へと。
「面白そう! 入ってみよう」
行かずに楽しそうに中に入っていった。
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