ヴァンパイア・コンップレックス
「というわけだから
慧夢、依月、」
お父さんが何事もなかったように
話し出す。
「跡継ぎはお前たちふたりに決定だ。」
よどみなく言い切った。
「ちっちょっと待ってよ・・・!!
お兄様ばっかり自由でずるいじゃない。」
一応抗議してみる。
「そうかもしれんが、
お前は兄とローザの幸せを
守ってやりたくはないのか?」
うっ・・・・
そういわれると言い返せない・・・
「納得してくれたようだな。」
お父さんがにんまり笑う。
慧夢、依月、」
お父さんが何事もなかったように
話し出す。
「跡継ぎはお前たちふたりに決定だ。」
よどみなく言い切った。
「ちっちょっと待ってよ・・・!!
お兄様ばっかり自由でずるいじゃない。」
一応抗議してみる。
「そうかもしれんが、
お前は兄とローザの幸せを
守ってやりたくはないのか?」
うっ・・・・
そういわれると言い返せない・・・
「納得してくれたようだな。」
お父さんがにんまり笑う。