ヴァンパイア・コンップレックス
「…楢崎、なんで何も喋んないの?
…あっ!!
キスが激しすぎて意識とんでんのか?
綾瀬やるじゃん。」


「なっ……//」
いきなり破廉恥なこと
言わないでいただきたい。

毎日男を幻惑はしてるけど、
私はまだまともな恋愛関係なんて
一度もないんだからっ!!


「あらぁ、赤くなっちゃって。
やってることと裏腹に
心はピュアですってか?」


と笑ながらあしらわれた。


もう我慢出来ない!!
言いたい放題いってくれちゃって。


こうなりゃさっさと催眠かけよう。
チャンスが向こうから
飛び込んできたんだから、
ぐずぐずしてても時間の無駄。


そう決心して目をみた。

むしろにらみつけた。
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