CAPTORS
「元種っていうのはね、あの黒くて大きな化け物のこと。早くきてあげられなくて、ごめんね」
矢那が優しく希螺の頭をなでる。
そして二人は施設の方へと向き直った。
「おい!
ポリスどもはあいつに近づくなよ!
新種の奴らしく、体液によくわからねぇ毒を持ってるらしいからな!」
レフィのよく響く声に周りにいる警官たちが一斉に敬礼をした。
「行くぞ、矢那」
「は~い」
レフィが呼びかけると、矢那が現場にはそぐわないのんびりした声で片手を挙げてレフィに続いた。
「あの人たちは?」
希螺がすぐ近くにいた警官に訊ねかけた。
何故、自分と大して年も違わないでいるだろう彼女たちが、あんな化け物と戦わなければならないのか、しかも彼女たちがそれを当たり前に受け入れているのか、不思議でたまらなかった。
「あいつらはCAPTORS。あの化け物と戦える力を持つ奴らだ」
「キャプ、ターズ……」
警官が言った言葉をそのまま一度だけ繰り返すと、希螺は彼女たちの背中を再び見つめた。
矢那が優しく希螺の頭をなでる。
そして二人は施設の方へと向き直った。
「おい!
ポリスどもはあいつに近づくなよ!
新種の奴らしく、体液によくわからねぇ毒を持ってるらしいからな!」
レフィのよく響く声に周りにいる警官たちが一斉に敬礼をした。
「行くぞ、矢那」
「は~い」
レフィが呼びかけると、矢那が現場にはそぐわないのんびりした声で片手を挙げてレフィに続いた。
「あの人たちは?」
希螺がすぐ近くにいた警官に訊ねかけた。
何故、自分と大して年も違わないでいるだろう彼女たちが、あんな化け物と戦わなければならないのか、しかも彼女たちがそれを当たり前に受け入れているのか、不思議でたまらなかった。
「あいつらはCAPTORS。あの化け物と戦える力を持つ奴らだ」
「キャプ、ターズ……」
警官が言った言葉をそのまま一度だけ繰り返すと、希螺は彼女たちの背中を再び見つめた。