フェンス

『あったあった♪』

春斗は長いホースを取り出し蛇口につけるといっぱいいっぱいまで水を出しホースの先端を持って走り出した。

トイレから入り口までわずか20m弱。

『何か聞こえないか?』

『なんか水の音が―…』

見張りの言葉の途中で春斗は角から飛び出すとホースの先端をつまみさらに勢いを強めて見張り達の顔に向かって水をかけ出した。

いっぱいいっぱいまで出された水は痛く見張り達は春斗を撃とうと銃を構えようとしたが目が開けられず狙うことが出来ない。

その間にも春斗はどんどん見張りに近づき一番前のやつから銃を奪い取って他の2人に向けた。

(拳銃持ってるヤツ相手にホースで立ち向かうって世の中に俺だけじゃないのか?)

なんて考えながら…。


< 167 / 238 >

この作品をシェア

pagetop