フェンス

看護婦は春斗を押し込むとせかせかとあとを追いかけてきた見張りのところに歩いていく。

『こっちに若い男がこなかったか?』

『あっちのほうに走って行きましたよ!ねぇ?みんな!』

『そうそう!凄い早かったから今みんなで話してたんですよ!』

『わかった。』

ドアの向こうから聞こえてくる声を聞き春斗が不思議そうに首をかしげながら彩花を抱えたままソファーに座っていると少しして看護婦が部屋に入ってきた。

『もう大丈夫よ!』

『なんで助けてくれたの?』

『なんだか君…日本を変えてくれる気がしたから…』



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