フェンス

『……俺そんなデカいこと出来ねーよ。俺はこいつと仲間を助けたいだけだ…』

『それでもいいの。そんな気がしただけだから…』

看護婦は微笑むと部屋の奥にあるドアの鍵を開けた。

『ここから外にでれるよ。頑張ってね。』

『ありがと。……あのさ…日本を変えるなんてそんなデカい事は出来ないかもしれないけど…みんな大切な人達を守るために必死に戦ってんだ…だからそれが連鎖していけば日本も変わるかもしれないよ。』

『ふふっ…そうね…』

春斗は看護婦の返事を待たずに再び走り出した。

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