フェンス

『でもじゃあ…それって母さんは俺の本当の母親じゃないってこと…?』

『…そうよ。黙っていてごめんね…。

私と綾紀さんはこっちの世界で人工知能兵器の事を知った。

そしてあえて賛成派を装い生き残り、そしてそっちの世界に入ったわ。

記憶が消えるプログラムを書き換えて記憶が消えないようにしてね…

そっちの世界で夫婦のように生活しながら様子をうかがっていた…そしたらそっちの世界の設定であなたが私たちの子供としてお腹に宿った。

そしてあなたが産まれたのよ。

あなたが10歳になり1人で生活できるようになった時に計画を実行した。

綾紀さんはホワイトフェンスに研究者として潜り込み内部を色々と調査した…

そしたらそっちの世界とこっちの世界に大幅な時間のずれがあることがわかった。

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