フェンス
『でもさ…その話が本当だったらなんで涼は記憶が消えてないの…?』
『そこからが本題なのよ…。
私と綾紀さんがそっちにいくときにプログラムを書き換えてそっちに行ったって言ったわよね?
私達は簡単に言うとコンピューター内に発生するプログラムに従わない…"バグ"になった。
でも私達は従うフリをしていたためセキュリティーにもひっかからずにいられた…でもね予想外の出来事が発生したのそれが…あなたよ…
私達バグから生まれたあなたは…成長とともに変化し続けるバグになった。
そしてそれは涼君や真奈ちゃん…真優ちゃんにも感染していった…
その証拠にそっちの世界で人を愛せるのは私と綾紀さんそれとあなた達4人だけよ…
他の人に"あなたはパートナーを愛してる?"って質問したら"愛ってなに?"って返答がかえってくる…
子供と一緒にいる意味を聞いたら"ホワイトフェンスに行かす為"って答えるわ…
つまり政府は兵器に愛は必要ないと考えプログラムから抹消したの。
ところが今回ホワイトフェンスに行った真優ちゃんは裕を好きになっていた。
政府はかなり驚いたと思う…だって自分たちのプログラムを勝手に書き換えて"愛"という感情を持った子は政府が知った中では初めてだったから…
本当は他にも裕や涼君や真奈ちゃんがいたけどホワイトフェンスに入れなかったのが幸いして気づかれなかった…
そして政府は今,真優ちゃんこそが最高の人材ではないかという話がいたる所で持ち上がり始めた。
綾紀さんが時間を稼いでくれているけど開発中のプログラムももうすぐ出来上がってしまいそうだし時間がないの…