ハツコイ

「紗由ちゃん!」


「はい!?」


突然のゆき先輩の声にビクッとする


「こんなんじゃ部活にならないから…健人、家まで送ってあげて!ほら、健人も早く準備して」


ゆき先輩は健人先輩を部室に追いやった


「紗由ちゃん、頼んだわよ」


「へっ?あ…はい!」


よし!と、ゆき先輩は私の背中を押した
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