ハツコイ
それぞれの決意
女子の先輩は泣きながら去っていく

頬の痛みが抜けず、保健室についてきてくれた大地先輩

湿布を優しくはってくれた
ひんやり冷たくて気持ちいい


「大丈夫?」

心配そうに尋ねてくる先輩


「平気です!ありがとうございます…あの…、健人先輩には秘密にしといて下さい」


もし先輩に知られたら
また女子の先輩達に文句を言いに行ってくれる


そして自分のせい、って責めるかもしれない


大会前だし余計な事で心配かけたくないんだよ


私が我慢すればいいだけだし

現に私と先輩は
色々文句を言われるような
そんな関係ではないから

ただの…
部員とマネージャー。


ああ…自分で言ったのに
変に傷つく…ね。
< 74 / 208 >

この作品をシェア

pagetop