Better half
──うまい

それに

なんて魅力のある声なのだろう。

悪戯っ子の様な声だと思えば、まるで優しい悪魔の様な男を思わせる低音。

かすれた声でさえ、セクシーで

すっと入ってくる魅惑の高音。

本当に高校生が唄ってるの?

その声に、瞬時に私の意識は捉えられてしまった。

気がつけば、声を必死に拾おうとしてる自分が居た。

私は、階段へと引き返し、持ってたローファーを履くと、再び腰を下ろした。

──凄い!


どんな人がヴォーカルなんだろう?


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