「傍にいてやんよ」



花火は9時過ぎまで続いた。


まだまだ終わる気配がしないのに、あなたはこう言う。


「もう遅いな‥‥‥。
帰るか。送るよ」



‥‥帰りたくなかった。


けどそんなこと‥‥言えない。


颯太はあたしの手をぎゅっと握って歩き出す。


< 109 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop