甘々果汁BABY
>幼馴染な転校生








月曜日...かったるいんですけど...。




あれから約1週間が経って、
またもや地獄の月曜日がやってきた。




「明花っ、ママ行くからねー?早くしないと遅刻しちゃうわよー」


「ほぁ~い」


仕方ない...そろそろ起きるか。



だらけながらもかけ布団を畳んで、
クローゼットから黒いブレザーを取り出して


いつもどおりに着こなす。




着替えてる間に少しの暑さを覚えた。
カレンダーをふと見てみると、

もう6月上旬。



「早く衣替えしないかなぁ。」



ベージュのリボンをつけて、
リビングダイニングへ向かう。



リビングにはソファに座って
食パンをくわえながら
朝のニュースを見ている祐磨。



「ごはん食べるときはこっちでしょ。」


「うっせーなー。」



ダイニングテーブルを指差すあたしに、
いつもながらの返事だけど...



やっぱムカツク。







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