赤い愉楽
車に乗り込もうとするエミに追いついた。


逃すもんか。


ここでエミと別れたら
もう一生エミとは会えないと僕は思った。



「なぜだ!」




力の限り僕は叫ぶ。


そう言えばエミと会ってから
驚くことばかりだ。


女の子に積極的になったことなんて無かったし
こうして力の限り叫ぶなんて



以前の僕ならありえなかった。

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