赤い愉楽
「心臓移植などという高度な医療を
モグリでやる病院は私が知る限り日本でひとつしかありません。


そこにエミさんはいます。
急ぎましょう!」



そう言えば後部座席に結局ついてきた
鬼軍曹がどっかりと座っている。



どちらの味方なんだか
よくわからないが



目をつぶり太い腕を組んだ鬼軍曹は
一言奥田に命令した。




「奥田。急げ!」




「分かりました」

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