赤い愉楽
「それにもう手遅れだ」
頭を上げ
祈るようなしぐさをするワタヌキ。
「もうすぐエミは天に召される。
最期に人の役に立ててエミはうれしいと言ってたよ」
そしてワタヌキは
僕に耳うちをした。
「私の様な殺人者が人の役に立てるなんて
夢みたいだと言っていたよ…」
最高の屈辱を僕は味わっていた。
愛する人も守れず
極悪人にののしられながら
なぶり殺しに会う運命。
頭を上げ
祈るようなしぐさをするワタヌキ。
「もうすぐエミは天に召される。
最期に人の役に立ててエミはうれしいと言ってたよ」
そしてワタヌキは
僕に耳うちをした。
「私の様な殺人者が人の役に立てるなんて
夢みたいだと言っていたよ…」
最高の屈辱を僕は味わっていた。
愛する人も守れず
極悪人にののしられながら
なぶり殺しに会う運命。