赤い愉楽
僕たちはエミの遺体を
苦労して引き上げ


学園へと連れて帰った。


そして僕たちは無言で
エミを埋めたんだ。



エミは安らかな顔をしていたよ。




そしてエミと一緒に
僕の心も埋めてしまった。



そうだろ?




だって僕のすべてを埋めてしまったんだから。


世界で一番大切なものと
お別れしたんだから。


死ぬより辛いことが
この世にあることを知ってしまったんだから。


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